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2007年07月18日

THE BEE ロンドンバージョン

@シアタートラム

野田の芝居にまたしても魅力された。
表現者として底がまったくないように思える。

今回は、言語情報が少ない分、視覚情報に頼る部分が多くなるのだけど。
それがかえって、残酷さを体に充満させてくるようだった。
井戸とストリッパーはジェンダーをかえたキャスティング。
それが返って、卑劣さを強めているように感じられた。
それと同時に、行為の生々しさを殺ぎ落とされて、芝居としてやっと成立しているという印象。

とにかく、蜂の羽音が耳について、私の神経を逆撫でさせた。
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2007年06月27日

THE BEE@シアタートラム

シアタートラムにて、

筒井康隆原作、野田秀樹演出の『THE BEE』を観て来ました。

圧倒的なパフォーマンス

250人弱しか入らないシアタートラムでの、野田の公演。

鬼気迫るその迫力が、その狭い空間に反響して、ものすごいスピードでとんでくるかんじ。

センセーショナルなテーマを
センセーショナルに表現する。

美化も、ごまかしも、嘘もない。

緊迫した中に時たま起こる笑いが、妙にリアルだった。

テレビで残酷なニュースを見ているとき、
私たちは一瞬神妙な顔でテレビに見入るけど、
同じ瞬間に、周りの人と、まったく別のことで笑い合える。

芝居だって。
悲しいシーンだからって、観客まで同情的にならなくていい。
客観的に観たっていい。

客観的観客。

悲惨なシーンが、そのまま残酷に描かれる。
それでいて、とてつもなくドライな感じがする。

野田秀樹のささやく演技に、身の毛がよだつ。
そうか。
野田秀樹って、お芝居うまいんだな。と変なことを考えてしまった。

今まで観た野田の演技って、ウワァー!!!って高音で発する役が多かった気がするから。
どちらかというと、お芝居を壊すほう。

でも、今回は野田が主役で、野田が芝居を展開するから。
その真の実力を目に出来たのかもしれない。

とにかく。
70分が嵐のごとく私の上を通り過ぎて言った。


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2005年10月12日

感激3日目 〜水と油パッチワークス2〜

やっとかきます。水と油の観劇日記☆
タイトルだけ書いて断念すること5回。
ここまで文章にするのに、随分時間がかかってしまいました。

10日月曜日
水と油 
“Patchworks2”
@三鷹市芸術文化センター

観てきました。ハイ☆
以前お手伝いしていたこともあって、この週末のメインイベントもいうべき行事。
着ていったのは、もちろん水と油Tシャツ。(ロゴまでちゃんと水と油!)

水と油の舞台を観るときいつもいいなって思うのは、まず客層!
幅広いんです。ホントに。
小学生からおじいちゃん。ダンス好きから芝居好き。日本人から海外の方。などなどなど。
その客層の中に身をおくと、なんか理屈抜きに楽しむぞ!って気持ちになる。
始まる前からワクワクする。
芸術は限られた一部の人のものではない。っていうのが、ホントにわかる。
いいものは、おもしろいものは、誰だって観に来ちゃうんですよ。
それがたとえ東京の端っこだったって。

てなわけで、本編。
今回は、水と油として一本の作品を公演するんじゃなくて、
メンバー4人それぞれが作品を発表して、それを4本上演する。
まさにパッチワークみたいな公演なのです。
いやぁ・・・。
おもしろかった!!!

理科の解剖をしている気分でした。
水と油を舞台の上で4つに切り分けて、スーパー電子顕微鏡で観てる。そんな気分ひらめき
今回の4つの作品はそれぞれ全然違って、それぞれすっごくおもしろい。
それぞれの大切にしてるところがすごくよく出てる。
それって、普段の公演でもそれぞれが舞台の上で大切にしてる、好きな部分なんだろうなぁって思ったりして。
この4人それぞれがおもしろいから、水と油の公演はあんなにおもしろいんだなぁって納得。
それに、ゲストの人もよかったのです!
なんか“動ける!!”って人たちで、それでいて表情豊かで。素敵だったぁ。。。

小野寺さん。個人的にはこの作品が一番好きでした。
あの世界に身をおいてみたくなってしまう。
舞台に「誘惑」されている気分になる作品でした。
藤田さん。あのシニカルさは癖になっちゃうよなぁ。
高橋さん。人の動きがパズルみたいで。どういうときに動きがうまれるのか、不思議で不思議で。難しいことを簡単にやってのけるから、やってみたくなっちゃう。
(内緒だけど、高橋さんの作品は男の人だけで、みんな妙に色っぽくて、なんだかドキドキしてしまいました。)
須賀さん。反則です。でも、好きです。


終演後、子ども達はめちゃくちゃ笑顔で帰っていきました。
うん。舞台に対して、いいイメージがついたに違いない!

私も何人かの関係者にあいさつ。
なつかしくて、笑顔がみれて幸せな気持ちになりました。
いいカンパニーだなぁ。とつくづく思う。

ゆっくりできなくて、みんなに逢えなかったのが残念だったけど、
アルバイトがあったからしょうがないっ><
くそぉ。。。

次の公演が楽しみすぎる!!
何回か観にいけるように、お手伝いができるようにスケジュールを調整したいな。
と心に誓ったのでした。
posted by emi at 21:03| Comment(3) | TrackBack(0) | 観劇☆ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年10月10日

観劇2日目

芸術の秋。
観劇の週末2日目。
今日は、友人が出演している芝居を観に川崎までいってきました。

食卓縁第四回公演 “カクト 〜そして、彼は高く昇っていく。はず〜”

テーマは死。(おそらく)
主人公カクトの葬式を軸に、時間軸がさかのぼったり、交差したりしながら話は進んでいきます。
私たちの世代がとらえる“死”がリアルに描かれていたように思います。
話し自体はどちらかというと好きでした。
ただ、意味のない伏線が多すぎて、疲れてしまったというのが正直な印象。
公演前に板付きで舞台上にいる素の役者たち。とか。
ピンスポットがあたった、芝居と何の関係も結局なかった絵とか。
無駄な物シリーズが多くて。シャープじゃなくて、もったいないなぁという感じでした。

内容はすごく印象てきで、というのは、
私は最近お葬式に出て、いろいろ感じることがあったから。
なんだか改めてお葬式について考えてしまいました。

お葬式って、一番悲しい人が、一番毅然としてなくちゃいけなくて、
悲しいけど、食事の時は同窓会みたいに盛り上がったりして。

お葬式で、お経を聞いているときに、初めてその人の“生”を感じたり。
それまでは、一度も考えることのなかった、その人の“生き様”を、
亡くなって初めて、ありありと、リアルにかんじたりして。

お骨が焼かれて出てきたときには、ほんとに魂の存在をかんじたりして。

不思議。


posted by emi at 00:03| Comment(0) | TrackBack(0) | 観劇☆ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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